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パリ、3度目のロックダウンへ

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昨夜、カステックス首相は本日19日夜24時からフランス国内16県について4週間の外出制限導入を発表した。
所謂ロックダウンであるが昨年3月のそれよりは制限は緩い。散歩、運動などの外出であれば外出証明書持参で
自宅から10km以内での移動が可能だし、1時間以内といった時間制限もない。夜間外出制限も来週末からの夏時間導入に伴い18時までが19時までに、延長された。

つまり自宅の近所をうろうろするのは19時までなら時間制限なし。

しかしそう終日うろうろできるわけもない。
理由は2つ。まずはトイレ問題。元々パリは日本のように駅などあちらこちらにちゃんとしたトイレがあるわけではなくカフェやレストランを頼りにすることが多いのだが、ご存知の通り相変わらずカフェ、レストランは閉業中だ。テイクアウトを実施しているカフェも店内のトイレまで入れてくれない。通りに公衆トイレがあるが誰が使っているかもわからないトイレに自ら身を投じるのは避けたい。自宅から10km以内の行動範囲が許されるのも納得?それ以上遠くへの移動はこの膀胱問題から不可能だ!?

2つ目の理由、それは明日から洋服、雑貨屋などがまた閉まってしまうこと。開業を許されるのは食品などの生活必需品を扱う店のみだ(今回は本屋、レコード店は開業可→しかしレコードって最近あまり買わないが。。。)。

毎週末楽しみにしていたブロカントもしばらくない。あらゆる店主とやっと顔なじみになってきたところなので残念だ。例えば、アクセサリーを売る毛皮が似合うマダムや本業は画家のマダム、一見ガラクタばかり売っているロン毛のムッシュなどなど。。。皆さんお元気で!また春に会えたら嬉しいな!!

いやいや、否定的にばっかりなってもいられない。外出できるだけでもありがたいと思うべきだろう。まだまだ予断を許さない状況だからこそのロックダウンだ。身を引き締めよう。

ということで今日は金曜日。近所にマルシェがたつ日なので元気をもらいにいってきた。
食は元気の源!寒い中、マルシェに立つお店の方々に敬意を表したい。いつもありがとうございます!
ちなみにロックダウン中も食品関係のマルシェはたつそうだ。

お気に入りのマルシェの帽子屋さんは休みに入る。スタッフのお兄さんに「じゃあまた1ヶ月後ね!」と挨拶してきた。次回は夏のヴァカンス用にパナマ帽を彼のお店で買おうと思う。その頃にはパリにも平安が戻りますように!

帽子を売るエクアドルのお兄さん
どこも長蛇の列
やはりカフェ(テイクアウト)のコーヒーは格別!







2 Comments

  • Midnight in paris

    日本は今週末から制限が解除されるという時、パリは3度目のロックダウン…うーむ、日本が跡を追わないようにしたいものです。
    でも、マルシェがopenしてるのは良かったね。チェチリアさんがまた素敵なお帽子買えるの楽しみにしてるわ。

  • 増田美保

    日本ではそこまで厳しいロックダウンを経験していないから、その大変さは想像を超えているんだろうね。最近では気の緩みとともに街に人が戻ってきています。
    早く新しい帽子をお披露目できますように!
    お互い頑張ろうね!

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