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春のパリ園芸店で気分転換

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街路樹の緑が一斉に輝き始めた。陽の光に反射する緑が本当に美しい。

今週は晴天が続いているので緑を愛でるためによく近くの公園へ散歩に行くが
自分の部屋にももっと緑が欲しいな~、ということで園芸店に行ってきた。

ありがたいことに今回のロックダウン期間中は、食品、生活必需品を扱う店以外に書店、ケーキ屋、園芸店も
オープンしている。
本、ケーキ、花、、、ま、これだけ与えておけば人間らしい暮らしはできるだろうという政府の粋な計らいか?

最近はまっているのが創業1824年の老舗、大型園芸店TRUFFAUTだ。
パリ市内にも数件ありメトロやバスでも行けるので便利だ。

店内は緑、緑、緑。。。。
植物園に足を踏み入れたかのような空間。
深呼吸して無理やり森林浴気分!やはり彼らから放たれる生きる力はすごい。
うきうきとスキップしながら店内を物色。

ここ数年世界的なグリーンブームだが、それに加えロックダウンでどこへも出かけられないため
少しでも自然の緑に触れたいと以前よりも関心を持つ人が増えているのだろう。
午前中にもかかわらず多くのお客さんで賑わっている。
その横では若いスタッフたちが楽しそうに所狭しと植物をセッティングしている。

店内にはちょっとしたインテリアグッズやドライフラワーコーナーなどもあり、
ろくなショッピングもできない今日この頃、久々に買い物心がうずいてしまう。。。
実際買わないまでもビタミンカラーの鉢植えを眺めているだけでいい気分転換になる。

グリーンな部屋

今回は小さな観葉植物を数点ゲット。
部屋は大好きな緑で埋まり始めた。最近では着るものまで緑だ。
もっともっと鬱蒼とした緑に埋もれたいのだが将来旅をするときの水やり問題を
考えるとこれが限界かな~と思っている。(通常、近所の友人の家まで運んでお水をあげて
もらっている)

何を隠そう、数年前までの私は観葉植物でさえ育てることができない人間であった。
水やりがあまり必要のないサボテンをも枯らしていたのである(!)

それが何の心境の変化からなのか、今ではこれら植物たちが愛おしくて仕方がない。
しょっちゅう植木鉢の中に指をいれては土が乾いてないかチェックするのが
日課になった。


「元気~???大丈夫かな~?乾いてないでちゅか~?」とか言いながら
「一人一人に」話しかけている。

そのうち名前もつけようかな~。

ちなみにこの話は友人ブリジットにはしていない。きっとこんな私を心配して、また出会い系サイトへの
申し込みを強要する彼女の姿
が目に見えるからである。



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