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パリ日本庭園で語る出会い系サイトの件!?

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先日パリはなんと日中24度まで上がる夏日だった。今のうちに太陽を満喫しておこうと友人ブリジットとパリ西部ブローニュ地区に位置するアルベール・カーン庭園に行った。その界隈に昔住んでいたことがある彼女は以前から私をここに連れてきたいと言っていた。

というのもここには日本庭園があるからである。

なぜ日本庭園があるのか?
この庭園はアルベール・カーン(1860-1940) というフランスの実業家により1895年~1920年にかけて作られた。日本びいきでもあった彼はわざわざ日本から庭師と大工を呼び寄せ、スペース内に茶室、日本家屋、庭園を作らせたそうだ。

「わ~綺麗!日本だ、ここは~!」

日本庭園のスペースに入るなり思わず声をあげてしまった私。「パリ郊外の日本庭園」と聞いて外国人が握るお寿司のように少々野暮ったい雰囲気を想像していたのだが、お茶室の佇まいといいなかなかどうして素晴らしいではないか!

渡仏後、ピンポイントで桜の時期に日本へ帰国したことがないので満開の時期は過ぎているが日本の桜を久々に味わえて幸せだ。

どこのお店も美術館も閉まっているし、パリからメトロ一本で来れるという利便性もあってか、週中というのに多くのビジターで賑わっている。ちなみに現在週末は要予約でしばらくは満員御礼状態のようだが、週中は予約不要。少し待てばすんなり入場できる。(ご安心ください、おトイレも園内にあります!)

創設者カーン

カーン氏の話に戻ると、、彼は日本だけではなく世界各国の民族、文化に関心があったらしく、自ら立ち上げた「地球映像資料館」プロジェクトでは世界約60ヵ国に写真家を派遣。当時の資料や映像は庭園に併設の博物館(現在閉館中)に展示されているらしい。

「お互いの文化を知ることで世界平和を!」と願ったカーン氏。スケールが違うな~。

出会いサイト?!

「で、どうなの?その後いい人は見つかったの?」

庭園の一角にあるベンチに腰を下ろしながら突然ブリジットが口を開いた。

実は1ヶ月ぐらい前に彼女が強く勧める妙齢の男女対象の「出会い系サイト」に申し込んだのだがその結果を
知りたいようだ。

「う~ん。なんかよくわからない人たちから連絡が来てたけど、特に返事しなかったからかな~、
誰からも来なくなった。」と私。

「あら、そうなの。。。結婚相手とかじゃなくていいのだがら、一緒にお茶したり、美術館に行ったりする男性を見つけるべきよ。72歳の友人クリスティーヌはそのサイトに申し込んでもう10数人と会って楽しそうにやってるわよ。あくまで友達関係ってことで最初にお互い理解し合うことが大事よ。」
とブリジット。

彼女にはやんわりと伝えたのだが、一人で楽しくやっているのでそもそも出会いに興味がない(そこまで言い切る~??)。
が、心配してくれるブリジットの優しさに答えるためにも誰かと「出会う」方がいいのだろうか。
彼女から勧められてサイトに登録したもののやはり自分に嘘はつけなかった。

そしてブリジットとの会話に以前からちょこちょこ話題に上がるクリスティーヌ。どうやら結婚歴4回。凄すぎる。私とはラベルならぬレベルが違うのだ。選ぶファッションもティーンエイージャーのような趣味だとブリジットも辟易しているが明るく楽しい人で今でももてるらしい。いつかお会いしてみたい。

日本庭園、世界平和、出会い系サイト、、、、ロックダウン中だというのに相変わらずカオスな毎日だ。
カーン氏もまさか自分の庭園で日本人が出会い系どうのって話をしている風景なんて想像だに出来なかっただろう。



Le jardin du Musée départemental Albert-Kahn
1 rue des Abondances 
92100 Boulogne-Billancourt
メトロ Boulogne-Pont de Saint-Cloud駅 (10号線終点)下車
開園(休:月)
4月~9月 11時~19時
10月~3月 11時~18時
入園料 4EUR(現地で購入可)
★週末は要予約、週中は予約不要

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