ニース2日目は旧市街のブロカントへ。私の「ブロカント師匠」でもある友人ブリジットから「ニースへ行くなら毎週月曜日、旧市街でやっているブロカントには絶対行くのよ!」と以前から軽く圧をかけてられていたのだが(?)今回やっとそれが実現した。
滞在先から旧市街へ行くには海岸に面したプロムナード・デ・ザングレ通りをひたすら歩いて行く。2016年夏にここで起きたテロ事件のことを覚えている方も多いだろう。当時私もかなりのショックを受けたがあれから早6年。在ニースの友人の話ではテロ事件後この通りの椰子の木が全て枯れてしまい植え直しをしたのだとか。確かに全て生え揃っていて美しい。
今般のコロナ禍をも乗り越え、今では以前の活気が戻りつつある。本来人混みはあまり好きではないが今回に限っては笑顔で闊歩する家族やカップル、学生グループの姿に思わず涙が出そうになる。何よりも私自身この地にまた来ることができて本当に幸せだ。


いよいよブロカントへ
ブロカント会場に到着。普段はマルシェがたっているところだ。赤、青、黄色、緑のストライプのテントが華やかで南仏っぽい〜。パリに戻る次の日にはブリジットへの報告会があるのでしっかり見てまわろう。
パッと見た感じパリのそれとあまり変わらない印象だが全体的にパリより安価で面白いものがある。
やはりメインは観光客向けなのだろう、家具や鏡など簡単に持って帰れないような大きなオブジェはあまり陳列されていない。





可愛い兄弟との出会い
パリでは絶対買わないようなオブジェに目がいった。60年代のマリンルックの人形たちだ。それぞれ別のお店で見つけたのだがどちらも一目惚れだった。大事にパリに持って帰ろう。

その他イタリアの誰かの家に飾られていたと言われるテアトルの登場人物シリーズの額をゲット。全部で30種類ほどあったが直感で好みの衣装を選んだ。しかも一つ5ユーロ!このようなものはパリでは見つからない。

気になる籠バックは専門店で
今回の旅では夏用の籠バッグが欲しいと思っていたのだがあいにくブロカントでは見つからなかったので旧市街の籠バッグ専門店へ。その名もLe Palais d'Osier (枝編み細工の宮殿)。100年以来続くお店らしい。
天井から床まで所狭しととても見やすく並べられた籠バッグたち。2つ、3つは欲しくなるが一度に持って帰れないので今回は流行りの丸タイプを購入。マダガスカル製で編みがとてもしっかりしている。





マリンルック、籠、イタリア絵画、、、どんどん南色に染まっていく。もっともっと空色、海色に染まりたい。
明日は「イタリア国境越えるの巻」です。
乞うご期待!